暗電流(停車時キーOFF状態) |
一般的な国産車や多くの輸入車の場合 多くても50mA程度の電流値であり標準時計やコンピューターのバックアップ程度であれば10〜20mAの電流値です。
セキュリティや、ナビなどの付属を含めても50mA程度ですがTVRの場合、68mAから160mAも流れています。(車によって個体差が有ります)この原因については、一概に言えませんが配線の取り回しのロスであったり、各電装品のバックアップの取り方などに問題が有るのかもしれません。
とにかく、事実として暗電流が多く流れています。
仮に正常なTVR車の平均として暗電流70mAとした場合、 0.07 A / hですから一日に 0.07 アンペア×24時間で
1.68A 消費する事になります。
たとえば 「ODYSSEY PC925ドライバッテリー」の場合ですと20時間率27.2Ahですので 27.2÷1.68 で 16.2日 でカラになる計算ですがつまり2週間ほどで完全にバッテリー上がりを起こしてしまう訳です。
(容量30%未満ではドライバッテリーでもクランキングする事は出来ませんから、更に短くなるという事です)
この数式は 新品のバッテリーが満充電時からの計算となりますので、交換後日数の経っているバッテリーの場合、状況は更に悪化する場合も有ります。
当社がお薦めしているキルスイッチ(メインスイッチ)はこのような電力の消費を極力押さえる為に、必要な物と考えます。( サーブラウ、タスカン 以降のモデルには お薦めしません ) |
オルタネーター(発電機)の充電状況 |
一般的なTVR車の場合、5分間のアイドリングで 0.67 A の充電を行います。単純に1時間 アイドリング状態で放置しますと 8.04Ah の容量を充電できる事になります。
つまり3時間半程度アイドリング及び、走行しておけばPC925バッテリーであればカラからでも、満充電される計算になります。
ただしこの例は まったくの平坦な道をまったく電装品を使用しない上、エンジンルーム内が80度以上の高温にならない事を前提にしています。(これは不可能ですね)
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平均的なTVR車の使用電流値について |
イグニッション ON (エンジンはかけません) 4.5A
ヘッドライトロー ON 10.9A
ブレーキランプ ON 3.2A
電動ファン最大 ON 23.3A
ブロアファン最大 ON 7.6A
それぞれ単体の使用電流値です。
つまり判りやすくいえば、エンジンをかけないで(オルタネーターからの充電が無い場合)たとえばイグニッションを1時間ONにして放置すれば4.5Ahバッテリーから消費してしまうという事です。
実際の走行ではこれにオルタネーターからの充電が加わりますので参考値として捉えてください。 |
実際の走行では・・・ |
普通走行している状態というのは、電動ファンが回り、夜であればヘッドライトも点けエアコンを入れて、当然ブレーキランプも頻繁に踏むでしょうし、場合によればワイパーやオーディオなどさまざまな電気を消費して走行しています。
TVR車の場合、お判りのように また前の使用電流値を参照してみますと大きな消費元としての電動ファンが頻繁に回ります。
夏場は更に良く回る上エアコンも使用する事と思います。
たとえば1週間に一度、1時間ぐらいドライヴをされる方ですと、とても消費した電気をオルタネーターだけで補充するのが難しいと想像できます。更に、渋滞に巻き込まれる頻度の多い都内などの走行がメインですと、電動ファンは頻繁に回るはずです。
まったくノンストップで1時間以上、ラジエーターが走行風だけで冷えるような状態で走れる事は難しいでしょう。
これらを考えますと、上記のようなドライヴをされる方の場合、バッテリーは満充電されない状態でまた1週間放置される事になります。
仮にこの時点でキルスイッチを入れ、バッテリーを温存したとしてもバッテリーの容量の70%程度で切っているかもしれません。
次の週にエンジンをかける時には この状態からまたエンジンをかける訳ですがこの時点では、十分エンジンはかかります。
しかしまた先週と同じようにドライヴした場合、帰ってきたときには容量が更に減っている状態でまた1週間放置するという事になる訳です。
走行状態によって一概には言えませんが、キルスイッチを付けていても最悪の場合、数ヵ月後にはまたバッテリー上がりを起こしてしまう事が想定できます。
もうひとつ悪い条件がTVR車には有ります。エンジンルーム内が、他の車に比べ高温になりやすいという事です。
これは、サーブラウのようにエンジンルーム内にバッテリーが有る場合は、ドライバッテリーが性能を十分保てる 80〜90度 以内を大きく上回ります。
また他の車のように室内側に有ったとしても、オルタネーターや、セルモーターなども高温により、十分性能が発揮できません。
前に書きました、充電状況(5分で+0.67A)という数値測定も、エンジンが冷えている状態でボンネットを開けて測定しています。 高温にさらされますと能力の低下が十分予想できます。
温度測定器によるボンネットを開けた状態でエキゾーストマニホールド近辺の温度はエンジンが温まった時で150度〜200度にもなります。
これがそのままエンジンルーム内の温度では有りませんが、電装品やバッテリーなどには過酷な状況である事は間違いないでしょう。
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対策として サーブラウの場合 |
1.バッテリーを熱から守るために的確な断熱処理をする。
2.ECUの関係上、キルスイッチを付ける事は出来ませんので
保管時に充電できる 充電器を取り付け常に満充電状態にする。
3.比較的高温に強い、従来の大容量バッテリーに変える。(寿命が延びるだけですが)
タスカンの場合は、項目1は除く |
対策として キミーラ、グリフィスの場合 |
1.キルスイッチを付け、保管時には電力を消費しないようにする。
2.
バッテリーテンダーなどで1〜2ヶ月に一度は満充電にする。
(簡単に取り外しできる様に改造も出来ます)
3.エンジンルーム内の熱対策 |
共通の項目 |
1.オルタネーターからバッテリーへ直接アーシングする事により充電効率を上げる。(セルモーターへも行う)
2.可能であればLB1200タイプにする。(スペースの問題は別途記述)
3.
バッテリーの状況を管理し、(電圧計などによる)
短時間で消耗の多いような走行を避ける。出来る事なら1度の走行時間が3〜4時間ほどは欲しいところです。
夜間、雨天、真夏や真冬時は消費電力が増えます。 省電力を図ることを心掛けてください。
このような状態ですといくら走行距離を伸ばしても充電に回らない事も考えられます。
4. 状況が可能であればイモビライザーを解除してください。(出来れば極力使わない) |
充電時の注意点 |
ドライバッテリーにはメモリー効果という物が有ります。
(すべてのバッテリーに有りますが特に注意が必要です)必ず 1ヶ月に一度程度は満充電にし、性能を維持してください。
その際の注意点ですが、当社の進める「バッテリーテンダー」のようなドライバッテリー対応の充電器で行う事をお薦めしますが、どうしてもガソリンスタンドや一般の整備工場などで、行う場合には以下の点に注意して充電してください。
(通常よくある業務用充電器という意味です)
必ず 15V で充電してください。(一般のバッテリーは18Vです)この状態で約2時間充電し、電圧計などで 12.8V以上 出ていれば 100%充電 したと考えてよいでしょう。
18Vで不用意に急速充電などしますと最悪の場合、ケースがゆがみ性能を著しく低下させてしまいます。
このようなことが確認できない充電器によって充電しないようにして下さい。
デジタルの電圧計をグローブボックスの中に取り付けたところ(バッテリー直配線) エンジンをかける前の状態で12V以上出ていればエンジンはかかります |
TVR車にとってドライバッテリーを搭載する必要性 |
まずドライバッテリーの有効性につきましてはメーカーなどのデータを参照してください。
( ODYSSEY 総販売元 潟vロジェクション www.projection.co.jp )
この小型軽量で高性能なバッテリーを搭載する意味は バッテリーの置かれているスペースの確保に有ります。
ノーマル状態ではヒューズの交換も間々なら無い状態ですしバッテリーの点検や充電、ジャンピングなども大掛かりな作業になります。
旅先などでの思わぬトラブルにも オーナー様がご自分で対処できるように当社ではケースそのものの改造をお薦めしていますが、その為にはどうしてもバッテリーの小型化が必要になります。
また適切な管理が出来るなら、ドライバッテリーにする意味は多義にわたります。
場合によってはオーナー様にご負担をかける事も有りますが、是非 ご理解のうえご使用下さい。
尚、書面では伝えきれない事も有りますので、ご質問や疑問点などございましたら
お気軽にご相談下さい。
(上記の数値データは当社の依頼により潟vロジェクション様にご協力頂きました。) |
バッテリーボルトスタビライザー |
TVR車の場合 共通して言える事は電圧の安定供給に有ります。
取り付けにより 点火ノイズ量の減少 高周波インピーダンス小さくなる
点火エネルギー増加 電圧供給の安定となり結果として性能の向上につながります。
ただ 性能をフルに引き出すにはアーシングなどを別途、行なう必要が有ります。
ボルトスタビライザー VS−1 RAIZIN 8,190円 |
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プロピレングリコール使用 クーラント液 |
精製水や従来のエチレングリコールに比べ吸・方熱効果にすぐれ熱ダレ防止と暖気時間の短縮などに効果が有ります。現在、当社ではクーラント液交換時にはお薦めしております。濃度60%で最高の性能になります。 この場合凝固点マイナス42度 沸点128度となります。
JURAN レーシングクーラントPG 1L 1,785円
TVR車の場合 約6L必要です。 |
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